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僕がITパスポートの参考書を買わない理由

ITパス、最近よく耳にするようになった試験ですね。
2009年に初めて開始されてから、すでに80万人の応募者のビッグ検定になりつつあります。受験者の幅も様々で、学生から社会人まで、IT企業の社員から非IT企業の社員まで様々な人が受験しています。

ITパスとはいわゆる情報系の試験の入門編で、企業のIT化、高度化が急激に進む中、それに対応できる人間を育成するための試験です。入門編とはいってもしっかりとした国家資格の一つで、合格すると経済産業大臣の署名付きの合格証書が届きます(今なら世耕弘成さん)。IT系、情報系についての資格を取ろうと考えてる人には是非はじめにとってほしい資格です。

ITパスってどんな仕組み?

彼を知り己を知れば百戦殆からず

参考書の話の前にITパスがどういった試験なのか知っておくべきでしょう。知ってる人は読みとばし可。

これが情報処理推進機構IPAの示す現行の試験制度です。(平成29年度春期時点)

情報技術者試験とは、独立行政法人のIPAが主宰するIT人材育成のための国家資格試験の総称です。

ITパスは情報処理技術試験のエントリ試験に設定されており、問われる知識というのもそこまで専門性の強いものではありません。なんなら出題の半分は文系的な知識を問うような経営の問題も多く出ます。経営系、情報系の大学を卒業している人なら半分くらいの内容は聞いたことがあるはず。

さらに上の試験で出題されるような「フリップフロップの状態安定後の電荷状態を以下から選べ。」「空欄に入るプログラムを補え。」といった問題は出ないのでご安心を...

ITパスポートはCBT方式!

ITパスポートはCBT方式、つまり会場に設置されたパソコンで受験します。
なので、自分の都合のいい時間帯を指定して受けられるのも一つの特徴です。

え、じゃあ試験問題っていつも一緒なの⁈


と、思った方も多いのではないでしょうか。
そんなに甘くありません、問題は毎回変わります。

正確には、大量にある問題データからランダムに100問が出題されるイメージです。抽出方法は非公開みたいですね。
ちなみに、このうち8問は実は試験的に導入される問題で採点されないんですよね。新しい傾向の問題を出してみて受験者が正解できるかをみて、今後の方針に役立てるようです。
つまり、採点対象は92問ということです。新傾向の問題が出たら、慌てず騒がず、どうせ採点されないのだからテキトーに解答してさっさと次の問題に行きましょう。

どうもへっぽこです。ここからはITパスポートをどうやって勉強するのかを具体的にお教えいたします。


改めて言っておきましょう。ITパスポートに受かるためには特別な講座や通信教材は必要ありません!!

まずは受験を志すに当たって準備するものです。

受験料、ケータイ、、、

これだけで十分ですね。ぼくはこれだけで合格しました。僕が使っていたのはズバリこれです...

iPhoneの無料アプリ「ITパスポート 過去問題」

これだけで合格することができました。試験前に勉強した時間は2週間といったところです。

しかし皆様に勘違いしてほしいのは、僕が情報系の大学出身だからそれなりにアドバンテージがあったということです。なので正直4割の内容は正直知っている内容で簡単に解けてしまいました。

じゃあ、情報系出身じゃない僕はやっぱり教材買わないとだめかなぁ。
まぁまぁ、落ち着きなさい。
ITパスポート試験に関しては、特殊な教材は買わないほうがかえって効率が良くなります。
え、どういうこと?
はい、おしえます。

まずITパスは表層的なことしか問われないことを知っておいてください。例えば、こういった問題が出題されます...

企業の業務と情報システムの現状を把握し,目標とするあるべき姿を設定して,全体最適を図りたい。このときに用いられる手法として,適切なものはどれか。
 ア.DOA イ.EA ウ.OOA エ.SOA

どうでしょうか。no勉強の方には難しいかもしれませんね。
でも、「企業の業務と情報システムの現状を把握し,目標とするあるべき姿を設定して,全体最適を図るときに用いられる手法」がEA(Enterprise Architecture)であることを知っていれば簡単なはずです。

この問題は頻出問題の一つで、かなり使いまわされている問題です。

他にもこういった問題が出題されます。

株式会社の最高意思決定機関はどれか。
 ア.株主総会 イ.監査役会 ウ.代表取締役 エ.取締役会

こういった常識問題的な問題も多く出題されるのもITパスポート試験の特徴です。

つまり、表層的な問題や常識的な問題が多く、深い知識を問われる問題は出ない!。
参考書に書いてある難しい表を一生懸命覚えてもテストに出るのはその一部だけ。それなら、過去問で出たところだけをネットで調べたほうが早いと思わないかい?
そうだね、じゃあ参考書は深いところまで知りたい人だけが使えばいいってこと?
そういうこと。
でも、そこまで深いところまで知りたい人はもう一つ上のレベルの基本情報技術士試験を受ければいいと思うんだ。深いところまで勉強した人にはやりがいがあるだろうし、なによりそっちのほうが世間の評判もいいしね。
あぁ、たしかに...